久々の友人と近況報告に忙しかったが、グルメもしっかり堪能した。
まずはシニアエキスパートの女友達と、ワインリストが気になっていた赤坂「シュマン」へ。
泡飲みながら、あーだこーだ言いつつワインを選ぶ至福の時。
「ぽや~んとしたのと、キリッとしたの、どっちがいい?」
「キリッとしたの」
という2人の語彙力の乏しさに爆笑しながら。
あるねぇ90年代がまだまだ。ラベルは村名だけど、コルクにカイユレって、この頃のプスドールによくあったなぁ。所有者が代わる前のセクシーな1996。
最初悩んだように、やはりアラカルトにすべきだった。量多くて途中から意識遠のいた(笑)
繊細なウォッシュチーズ「シトー」とワインをいただきながら、柴田さんの楽しいお喋りで、あっという間に時間が過ぎた。
翌日はサカナくんと鮨デート、不動前「すし 岩澤」へ。
ご主人は渡辺謙似でオーラがあり、物腰柔らか。店内の雰囲気、扇形に広がったカウンターの形状のいい、とにかく居心地がいい。
時折握りを交えながら、次から次へと種類豊富なつまみで酒飲みを楽しませてくれる。酢飯は三種用意していて、桜の葉をかませた桜鱒と白い酢飯など、実に爽やかだった。
今が旬の春子も素晴らしい。サカナくん差し入れの熟成ギュファンエナンと日本酒を行ったり来たりしながら魚談義。
翌日の昼、急遽お誘いいただき「寿司清 築地本店」でランチ。ここに来るのは5年ぶりぐらいだろうか。
築地本店だけは別格と認識していたけど、ここだけ独自の仕入れらしい。
築地の買物帰りに、本格江戸前ネタが気軽に楽しめ、活気ある店内、気持ちいい接客。こんな何拍子も揃った寿司屋はそうない事に改めて気付く。それにしても今年の鳥貝は、どこで食べても本当に美味い。
その夜、久々の友人と再会するため、広尾「メログラーノ」へ。友人がカウンターイタリアンと指定してきたので。
スキオペットのフリウラーノと、辛味の効いたレモンピールと雲丹のタリオリー二 ペコリーノチーズがよく合う。
大好きなシチリアのネレッロ・マスカレーゼ種はエレガントでいて、仔羊やスパイシーなサルシッチャとも合う。
その後話し足りず、東急の商業施設「中目黒高架下」の小料理「伍燗」へ。
ここは、着物スタイリストの美人女将で知られる小料理屋「神田錦町 如月」の暖簾分け。
椅子や調度品、作家ものの器、接客も落ち着いていてバーとして使いたい店だ。
イチローズモルトも揃ってるが、ファンキーシャトーの「グリグリ」に、生胡椒とイチヂクを添えたチーズ盛合せを。
長年住んでいた愛しの街・中目黒は、なんだか恵比寿化してきたように感じた。
むしろ祐天寺は今、昔の中目黒のような雰囲気を醸し出してきた。レトロで小洒落たセレクトショップも増えてきて、ペルー料理なんてマニアックな店もある。
どこもかしこも
アイラブ ☆ 東京!!
おわり
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