丸めるだけのスイーツシリーズ。
マロングラッセ味の栗きんとんを作ってみた。

と言っても、一番大変な渋皮を剥くところまでは母がやってくれ、すぐ食べれる状態にして沢山くれたから楽ちん。

半分はそのまま味わい、半分は栗きんとんに。ラムレーズンの芋きんとんをよく作るので、今回香り付けは、枇杷ブランデーにしてみたところ、予想通り上品な香りに仕上がった。甘味はメープルシロップをほんの少し。

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私と母は飲んだら夜中までトコトン話すけど、昼間のお茶では男みたいに口数が少なく、普通の母娘と全然違う。

でもこうやって料理で会話してきたような気がする。

もう10年早く大阪に移住していたら、たぶん母と店をやっていたかもしれない。

そんな男らしい私らと違って、生粋の大阪のおばちゃん達のなれなれしさ人懐っこさには、学ぶべきところが多い。

昨日、ハルカスあべの近鉄の食料品売り場のコーヒースタンドで、コーヒーを飲んでいたら、会計を済ませた隣のおばちゃんが話しかけてきた。

お 「お姉ちゃん、まだ雨降ってた?」
私 「もうだいぶ止んでましたよ」
お 「あっそう、おおきに。それはそうと、お姉ちゃんスマホ詳しそうやね。」

と、本来の目的だったであろうスマホを出し、操作方法をあれこれ質問してきたので、丁寧に教えてあげた。

これが初めてではない。

こちらが身構える間もなく、実に自然に流れるように会話の糸口をみつけて入り込んでくる。

こないだもジムで化粧していたら、

「爪にもクリーム塗った方がいいよ」

とネイルクリームを差し出して来られ、気が付いたらそのおばちゃんと身の上話をしていた(笑)

大阪のおばちゃんが飴を持ち歩いてるのは、そのための小道具なのだ。これは本当に見習いたいと思う。

あるお店でいただいた、栗と鯛の炊き込みご飯。私とおばちゃんみたいに、意表を突く組み合わせで、なかなかのものでした。

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