天理市街を抜け、山の辺の道を通って石上神宮へ。
原風景が広がる「山の辺の道」とは、三輪から奈良(平城)へと通じる日本最古の道。

そのうち、天理市から桜井市までの南半分に、寺社・古墳・万葉歌碑などが点在し、古道の面影が色濃く残っているそう。

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石上神宮(いそのかみじんぐう)

神宮の号を使うのは、伊勢神宮とここだけらしい。日本最古の拝殿(国宝)がある。百済王が倭人に献じたという七支刀(ななつさやのたち)など、多くの宝物が収められている。

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緑深い森林に囲まれ、人懐っこい神鶏が歩き回る境内、はるか昔にタイスリップしたかのよう。

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近くには「ルレーヴ」、「クリノキ」などオシャレなレストランがある。私は「秋田屋」でランチ。


そのほか、山の辺の道にはこんな見どころも。

・内山永久寺跡
1114年鳥羽天皇の勅命で創建。かつては50以上もの塔頭を有する大寺院で、東大寺・興福寺・法隆寺に次ぐ寺だったそう。

・大和神社
戦艦大和の守護神。

・長岳寺
弘法大師が開いたとされる名刹。ツツジの名所。

・崇神天皇陵
大和朝廷の創始者といわれる崇神天皇の陵墓。

・景行天皇陵
日本武尊の父と伝えられる景行天皇を葬った前方後円墳で、4世紀のものではわが国随一の大きさ(全長300m)。

・和爾下神社
古墳の上に立つ珍しい神社。

他にもあるけど書ききれないので以上。


天理駅前広場には今年4月、古墳をモチーフにした「コフフン(CoFuFun)」がオープン。

天理市はなんと古墳の数が、奈良県最多の1600基あるらしい!

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いやぁ~よく驚き、よく歩いた。2万歩以上。

神鶏さんとたわむれた後で、大変心苦しかったのだけど、夕食はJR奈良駅近くの「焼鳥 望月」へ。

なんとご主人は、東京・大塚にある焼鳥の名店「蒼天」で修行して4年前に独立。

蒼天が好きだったので、懐かしくて来てみたというわけ。

突き出しからセンス良く、焼き鳥も期待通り。

例のごとく、内蔵系ばかり注文するイヤな客。ハツモト、ハラミ、ハツ、レバーに、ソリなど。ササミの粕漬けもイケる。

日本酒は蒼天同様、小左衛門を揃えていたけど、春鹿スパークリング、白鴻、を注文。

ワインの持込み可とのこと。近所にほしいな。

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